ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2007年02月05日
フリルとギャザーの入ったブラウスアイロン掛け
今日はフリルとギャザーの入ったブラウスのアイロン掛けについてご紹介します。

PIC_0492.JPG画像は仕上げ前のブラウスです。
見た瞬間、アイロンを持つ右腕に力が入りました。








PIC_0490.JPGPIC_0491.JPG









今回のブラウスはフリルがダブルでついているのと、胸の部分にギャザーが入っています。
立体的に仕上げなければいけないこのブラウス、アイロン職人の腕が試されるところです。

PIC_0489.JPGPIC_0488.JPG









まず内側のレースのフリル部分をアイロンの先端を使いプレスしていきます。
続いて、外側のフリルも同じようにプレスしていきます。

PIC_0486.JPGPIC_0487.JPG









ギャザー部分は馬を使い、同じようにアイロンの先端でつぶさないようにプレスしていきます。

PIC_0485.JPGPIC_0484.JPG









画像はプレス後のフリルとギャザー部分です。クリーニング時には糊付けもしてあり、霧吹きしながらプレスするので、シワが伸び生地に張りが出ます。

PIC_0483.JPGこのような商品は店頭に出ている時はここまで綺麗にプレスしてありません。
また、搬送などでもシワができやすいため、新品でもプレスするとかなり違いが出ます。
もちろん着用後もクリーニング・プレスは欠かせません。

ブラウスの基本は清潔感のあるさわやかな雰囲気です。好感のもてる綿のブラウスで清潔で爽やかな雰囲気をだしてみませんか


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2006年12月28日
メイド衣装のアイロン
今日はお客様からメイドの衣装クリーニングがありました。
クリスマスパーティー用に購入したもので、このお客様は毎年この時期に出されます。

PIC_0355.JPG画像はクリーニング前の衣装です。
白いワンピースは綿100%で、シワシワになっています。








メイド服はフリフリが命です。

PIC_0356.JPGPIC_0357.JPG









画像は衣装を手洗いしているところです。
綿のワンピースはもちろん、黒の前掛け部分も綿なので、ドライクリーニングは適していません。
色を分けて、別々に手洗いします。

PIC_0358.JPG洗浄後、綿のワンピースは糊付けします。
糊を付けることによって、プレスで生地に張りがでて、ワンピースが広がり、フリフリになります。







PIC_0359.JPG画像はクリーニング後の衣装です。
この状態で自然乾燥して、仕上げに入ります。








PIC_0361.JPG乾いた衣装にもう一度霧吹きをかけて湿らせプレスしていきます。
湿らせることによって糊が効き、シワが伸びて生地に張りが出ます。







PIC_0360.JPGPIC_0362.JPG









画像はプレス前の衣装とプレス後の衣装です。
シワが伸び、スカート部分のフリルも広がり、フリフリになりました。

何度も言いますが、メイド服はフリフリが命です。

PIC_0366.JPGこのように綿の衣装などはプレスしないとシワシワになります。
だからと言って、アイロンも高度な技術が必要とされます。

当社ではこのような衣装も綺麗に仕上げますので、安心してお持ちください。
自信をもってフリフリに仕上げます。




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2006年12月06日
Yシャツの手仕上げ
今日はYシャツの手仕上げをご紹介します。

その前になんで「Yシャツ」っていうか皆さんはご存知ですか?
由来は「White Shirts」(ホワイトシャツ)からきています。
ホワイトの発音はホとトは殆ど発音しませんので「ホワイトシャツ」が日本人によって呼びやすくするため「ワイシャツ」となりました。ご参考まで

まず、Yシャツの全体に霧吹きし、全体を湿らせます。アイロンの温度は180度から200度に設定します。

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Yシャツは袖、カフスからアイロンをかけていきます。まず、袖を縫い目に合わせて広げ、アイロンを当てます。カフスは裏側からアイロンを当て、表に返して同じようにアイロンを当てます。カフスが終わると、次は袖のタックをアイロンします。ここは一番難しい箇所で、袖のプレスラインとタックが同じラインになるようにプレスしていきます。反対側の袖、カフスも同じように仕上げます。

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袖の仕上げは一番難しい箇所でもあり、画像のようにしっかりとタックをプレスしてカフスはつぶさないようにします。

PIC_0285.JPG袖が終わると次は襟をプレスします。カフスと同じように裏側からアイロンしていきます。カフスや襟は洗いによって若干縮むのでアイロンで縮みも修正します。







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襟の次は背中をプレスしていきます。首の裏側(ブランド名が書かれてあるところ)をしっかりと押さえ、そのまま背中を上から下に向かって押さえていきます。アイロンする前に事前にタックをとり、タックが曲がったりしないように気をつけます。

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背中の次は前たてをプレスします。ボタンの部分を縦にプレスし、そのあと前たてを広げ、背中についたボタンの痕をもう一度プレスしてのばします。

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前たてがプレスできたら、上から1・4番目のボタンを留めて形を整えます。この時、襟の形は逆三角形にして直角に襟が立つようにします。

PIC_0278.JPG前身ごろをプレスしたらアイロン終了です。










PIC_0277.JPG裏返しにして袖がシワにならないように折り曲げてたたみます。









PIC_0276.JPG仕上げの順序を整理すると、袖→カフス→カフスタック→襟→背中→前たて→前身ごろです。

ご自宅でアイロンするのであればこの手順で仕上げると綺麗にできると思います。アイロンはなでるのではなく、擦るのでもなく、しっかりと「押さえる」ということを心がけてください。

しっかりと手仕上げされたYシャツは着ていても着崩れしにくいものです。皆さんもお試しください。

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2006年10月16日
意外と大変な夏物の仕上げ
先週から夏物クリーニングがピークを迎えています。今回はセールということもあり、通年よりも品物が多いように感じます。

クリーニング業界は春先の冬物がドッと出る頃が一般的に繁忙期というのですが、実は夏物が出るこの時期も、もう一つの繁忙期を迎えているんですよ。

冬物と違って夏物は生地が薄手で、かさばらないので店頭でもそんなに品物が下がっている感じに見えないかもしれませんが、工場のほうは大変なんです。特にアイロン掛けをする人は春先よりも大変です。それには素材の特徴の理由があるんです。

冬物はウール素材が多く、夏物は綿素材が多くなります。ウール素材はシワになりにくく、またシワになっても蒸気で簡単に伸ばすことができます。逆に綿素材はシワになりやすく、そのシワを伸ばすにはアイロンで強く押さえないと伸びません。

その違いが仕上げの時間を大きく変えているんです。同じジャケットでも素材がウールと綿では仕上げにかかる時間は綿のほうがウールよりも倍以上かかります。











左の画像はウール素材の夏物です。右の画像は綿素材の夏物です。
これ実は両方とも私が30分で仕上げた量なんです。
ウールのほうは30分で30着ほど仕上げたのですが、綿素材のほうは30分で7着ほどしか仕上がりませんでした。約5倍の時間がかかっています。

このように、夏物が出るこの時期は仕上げ職人には大変な季節を迎えます。仕上げに5倍の時間がかかっても5倍の料金は頂けません。だからと言って仕上げに手を抜くことは職人として絶対にできません。

画像は私が愛用しているアイロンです。約20年このアイロンで仕上げをしています。当社の仕上げはほとんどが自分の手によって仕上げられます。最近は人体プレス機なども良いものが出てきましたが、手仕上げに勝るものはありません





お見苦しい画像かもしれませんが、私のアイロンダコです。夏物衣料がピークを迎えると同時に私のアイロンダコもピークを迎えました。

 
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2006年10月05日
ベルベットがシワになった場合
今日はお客様からベルベットのスカートのクリーニング依頼がありました。











画像はクリーニング前のものです。目だった汚れはないのですが、全体的にシワになっています。

ベルベットは生地の繊維が立ち毛になっているためシワになったからと言ってアイロンをかけることはできません。間違ってアイロンをかけてしまうと、立ち毛がねてしまい元に戻らなくなる心配があります。

ベルベットはアイロン禁止です!!

若干のシワならクリーニング後のタンブル乾燥で伸びますが、今回のシワはそれだけでは伸びないくらい激しいシワになっています。

こんな時に活躍するのが、「万能プレス機」です。このプレス機は上からはもちろんですが、下からも蒸気や熱風が出て、シワになったり、ねてしまったベルベットを復元させることができます。






画像は下から蒸気でベルベットを吹き上げているところです。上から蒸気をかけるのではないので、立ち毛がねてしまうこともなく、綺麗にシワを伸ばします。

















画像はプレス後、ブラッシングをして仕上がった商品です。シワは綺麗に伸び、表面にベルベット特有の艶がでました。

もし、ベルベットの洋服がシワになった場合は浴室など湿気のあるところに一晩ハンガー掛けしておくと伸びます。それでも伸びないようなシワの場合は霧吹きでシワの部分を湿らせてブラッシングしながらドライヤーで乾かすと効果的です。でも、一番良い方法はクリーニング店にご相談することだと思います。

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2006年09月19日
レースのブラウスのアイロン掛け
今日はお客様からレースのブラウスのクリーニング依頼がありました。

ブラウスはYシャツと違ってフリルやレースなどデザイン的にもいろんなものがあります。前回はフリルのブラウスをご紹介しましたが、今回はレースのブラウスをご紹介します。

画像はクリーニング後のブラウスです。見えにくいですが、袖と胴の裾部分にレースの装飾が施してあります。レースの部分には糸で細かく編みこんであるためクリーニングすることによってその部分だけ縮みます






その縮みをアイロンで修正していくわけですが、平面的なアイロン台でプレスしてもなかなか縮みは伸びません。画像は平面のアイロン台でプレスしたものです。レースの部分は伸びきらずにシワになっています。






画像は「袖馬」を使ってプレスしているところです。これは立体的にプレスできるのと縮みを伸ばしながらプレスできるので、ブラウスのアイロンはもちろん、いろんな衣類のプレスに使います。






画像は袖の部分のプレスしたところです。縮みはきれいに修正できました。









胴の部分も同様に「胴馬」を使って伸ばしながらプレスしていきます。









胴のレース部分もきれいに修正できました。










今回のお客様はエリ部分がオーガンジーだったので、エリがねてしまうとのことで、エリをを立ててプレスしてほしいとご要望をいただいていました。エリ部分だけ糊を強めにつけてプレスすることによりその問題は解消しました。




このように、レースのブラウスなどは洗うことで、縮むのでアイロンはレース部分を伸ばしながらプレスしてください。ご自分では難しいという方は、お近くのクリーニング店に出すことをお勧めします。
しっかりとアイロンしたレースのブラウスは華やかな雰囲気を演出してくれます。

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2006年09月13日
足袋のアイロン掛け
今日はお客様から足袋のクリーニング依頼がありました。

足袋はご自宅でも洗えるものですが、クリーニングには良く出ます。おそらくアイロン掛けが難しいのと、裏底が汚れるので、ご自宅で洗っても限界があるのだと思います。
当社では足袋を洗う前に裏底に洗剤を塗り、ブラシで擦っていますので、汚れはきれいに取れます

画像は洗いあがった足袋です。事前に糊付けしてありますので、これから霧吹きで水を打って仕上げていきます。








まず、縮んだ部分を手で伸ばしながら形を整えます。足袋の一番縮むところは裏底の部分なので、力を入れて伸ばすようにアイロン掛けしていきます。特に爪先の部分は伸ばさないと表側がたるんでシワになるので、丹念に伸ばします。





裏側が十分に伸びれば表に返して、親指の先からアイロンを掛けていきます。このとき親指の付け根の部分の鼻緒のあたる部分はアイロンでつぶさないようにします。







親指のほうが終われば、次は反対側も同じようにアイロン掛けしていきます。最後にこはぜ(足首の部分)の部分を伸ばして出来上がりです。







足袋の仕上げ方法はクリーニング店によってバラバラです。プレス機で押さえてしまうお店もありますが、それでは縮みの修正もできないし、シワになって履いたときの感覚が違います。足袋も手仕上げすることによって履き心地が全然変わるんですよ。当社の足袋クリーニングはすべて手仕上げです




ご自宅でアイロンされるときは洗った後、シワをしっかり伸ばして干してください。アイロンが楽になります。また干すときも爪先などに洗濯バサミを挟むと後がつきますので、目立たないところを挟むほうが良いでしょう。できれば脱水も手で絞ったほうが良いです。

難しいですが、皆さんもやってみてはどうですか?私は足袋のアイロンがしっかりできるまでに1年近くかかりました。

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2006年09月04日
スカーフのアイロン掛け
今日はお客様からスカーフのクリーニング依頼がありました。

スカーフは基本的に素材がシルクで首に巻いたときに独特の肌触りや温もりがあります。
そんなスカーフですが、実はアイロンで気をつけなければいけないところがあります。
スカーフの縁かがり部分のアイロン禁止です

スカーフの縁かがりの部分は生地を丸め込んで手縫いをしているので、独特の丸みと弾力性があります。その部分をアイロンでつぶしてしまうと、せっかくのスカーフが台無しになって風合いはもちろん、首に巻いたときのシルエットも変わります。

画像はスカーフの縁かがりの部分です。分かりづらいですが、丸くなっています。









その部分にはアイロンをかけずにアイロンの先を使って四隅をのばしていきます。

意外と、気がつかないことかもしれませんが、スカーフは縁かがりによってそのシルエットが決まります。





皆さんもご自分のスカーフを確認してください。(商品によっては手縫いでないものもあります)
クリーニングに出すときは知識のあるクリーニング店に出すことをお勧めします。







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2006年08月25日
フリルの付いたブラウスアイロン掛け
今日はお客様からブラウスのクリーニング依頼がありました。

ブラウスはYシャツのように機械でプレス仕上げができないので、基本的に手仕上げになります。今回のブラウスはフリルが付いているので、その辺の立体的なアイロン方法をお見せします。

画像はクリーニング後のブラウスです。素材は綿と麻の混紡なので、シワになりやすく、洗った後はシワシワです。クリーニング後に糊もつけているのである程度乾いたら霧吹きしながらアイロン掛けしていきます。






画像はフリルの部分のアイロンです。フリルはアイロンの先をうまく使いながら立体的にプレスします。プレス機でフリルをつぶすと見た目が悪くなります。







胴の部分もブラウスは立体的なので丸い「馬」というものを使ってプレスしていきます。アイロン台のように平面でプレスすると仕上がりがペタンとしてしまいます。







画像はアイロン後のブラウスです。シワもきれいに伸びてフリルも立体的に仕上がりました。
ご自宅でもアイロンは掛けられますが、フリルの部分などは手間もかかりますし、なかなかきれいにアイロンはできないと思います。





ブラウスの基本は清潔感のあるさわやかな雰囲気です。好感のもてる白のブラウスで清潔で爽やかな雰囲気をだしてみませんか

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