ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2018年09月22日
フェンディバッグパイピング交換
フェンディバッグの修理をご紹介いたします。

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フェンディといえば「ズッカ柄」が有名ですが、元々はバッグやコートの裏地に使用されていました。シャネルのデザイナーとしても知られるカールラガーフェルドがこれを表側に使用することを提案し誕生したものなのだそうです。


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バッグの正面と側面の境にグルリと施されたパイピングが劣化しています。



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ハンドルや底面はレザーですが、パイピングは合皮素材が使用されています。合皮は再生できませんので作り変えます。


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レザーにて1周パイピングを作成しました。



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ハンドルや底面の色と合わせましたので、違和感のない仕上がりとなりました。



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合皮素材は軽量で形成がしやすい為多くのアイテムに使用されていますが、レザーや布地に比べはるかに短命です。丈夫な素材で作り変えることで永くご愛用していただくことが可能になります。



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2018年09月14日
ヌメ革のパイピング補修
ヌメ革パイピング補修をご紹介いたします。ヌメ革は、植物の渋に含まれる成分のタンニンでなめした皮革です。表面に顔料等の加工がされていない為、革本来の自然な風合いやエイジングを楽しめるのも特徴です。

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こちらはルイヴィトンのバッグです。フチを囲むパイピングと呼ばれる部分にもヌメ革が用いられています。

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破損箇所の上から薄く漉いたヌメ革を部分的に巻き直すことで補修が可能ですが、ヌメ革の場合エイジング具合で色合いが異なります。


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なるべく同じ風合いのヌメ革にて補修をさせていただきますが、この様に色合いが異なる場合もございます。季節によっては濃くエイジングしたヌメ革をご用意できない場合もございます。

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こちらは馴染んでいますね。尚、ヌメ革の染色補正のご相談を頂戴することがございますが、ヌメ革本来の風合でのご使用をオススメしておりますので、染色は基本的には承っておりません。ヌメ革での交換や補修にて出来る限りのご提案をさせていただいております。



 
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2018年09月07日
エルメス トロカホリゾンタル 角破れ補修
エルメストロカホリゾンタルの修理をご紹介いたします。

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トロカホリゾンタルはキャンバス地のトートバッグで、ポケットにあしらわれたカーフレザーと持ち手の3色のラインが特徴です。


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背面の右角にキャンバスの破れがあります。使用により傷がつきやすい箇所です。


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背面の左角と、正面の右角にも同じような破れがあります。


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今回は底上げにて補修しました。破れを隠すように生地を内側に入れ込みます。


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この為多少バッグの高さが数cm削られます。補修跡は出ません。


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底上げに合わせポケットのカーフレザーも少しカットすることとなりましたが、今回の破れは軽度でしたのであまり高さを変えずにお修理することが出来ました。


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デザインの変化はほとんどない仕上がりとなりました。トロカホリゾンタルでお困りの事がございましたらお気軽にご相談下さいませ。






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2018年09月02日
エルメスガーデンパーティネゴンダの角補修

HERMESガーデンパーティの修理をご紹介いたします。

 

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こちらはオールレザーのガーデンパーティです。ネゴンダ(雄仔牛の革)は程良い柔らかい感触が特徴です。 

 


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角の革が破れています。底面に張り巡らされた帯状レザーの一部でもあります。



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また、底面との境にレザーパイピングが施されています。パイピングも破れている場合、それぞれお修理が必要となります。


 

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帯状レザー・パイピングの上に革を多い被せ縫い込み補修をしています。



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シボの具合や色見は全く同じものが無い為周りとの差は出ますが、染色補正も併せて施すことで目立ちにくくすることが可能です。

 

 

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オールレザーの場合は染色補正が可能です。全体的な使用感と破れが改善したことで蘇りました。ガーデンパーディでお困りのことがございましたらお気軽にご相談いただければと思います。 

 

 

 

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2018年08月25日
ゴヤールサンルイ(青)ハンドル作成&底上げ
ゴヤールサンルイの修理をご紹介いたします。

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GOYARDは杉綾模様(ヘリンボーン)がトレードマークのフランスブランドです。柄が描かれている上質なゴヤールキャンバスは、天然アラビアゴムでコーティングがされており軽量で耐水耐久性に優れています。


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今回ご依頼いただいたのは鮮やかなブルーのサンルイです。ハンドルの付け根が折れています。その他にも所々にひび割れがあります。


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アップ図です。革が乾燥している場合はこの様にひび割れが現れます。今回はハンドルを作り変えます。


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底の角です。キズを放っておくといずれ穴があきます。サンルイは内袋がありませんので、貫通してしまった場合は内側からの補修も併せて必要となります。早めのリペアをお勧めしております。


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角のキズは底上げ補修しました。『底上げ』はバッグの高さが削られますが、今回は軽度のキズでしたので1冂度ですみました。


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ハンドルは出来るだけ似た色の革にて作成いたします。基本新しい革には染色補正はいたしませんので、多少色ズレする場合がございます。


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ゴヤールでお困りのことがございましたらご相談いただければと思います。




 
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2018年07月21日
セリーヌ バイ・カバのハンドル交換

セリーヌホリゾンタルカバのハンドル交換をご紹介いたします。


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こちらは2色使いのバイ・カバです。CÉLINEの定番でありシンプルな見た目でコーディネイトがしやすく、裏地がない分軽量で荷物も沢山入るすぐれものです。しかし、スムースラムスキンは水や摩擦に大変弱いという弱点もあります。

 

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ハンドル(持ち手)が摩耗しちぎれそうな状態です。このよう場合上から革を巻いて補強をしたり、ハンドル自体を新しく作成する方法がございます。今回は後者での補修となります。

 

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基本的にオリジナルと似たお色にて作成をいたしますが、このような中間色の場合はご用意することが難しい場合がございます。今回はハンドルとの色差が目立ちにくい底側のワインレッドに合わせハンドルを作成いたしました。


 

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形状やステッチも基本オリジナルと同様に作成しておりますが、長さや太さの指定も作成前でしたらお受けすることも可能です。例えば、厚手のアウターを着た状態で肩掛けをしやすくする為に長くしたりすることも可能です。

 

 

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本体のキズや退色は染色にて補正可能です。ただラムスキンの様な柔らかい革質のものは染色することで若干ハリがでますが、見栄えは改善いたします。 

 


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2018年05月24日
ルイ・ヴィトンモノグラム縮みによる反り返り補修
ルイヴィトンモノグラムの反り返り補修をご紹介いたします。

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こちらはルイ・ヴィトンモノグラムラインのマチが2つある書類バッグです。モノグラムは上質なエジプト綿にポリ塩化ビニール(PVC)コーティングを施した、非常に丈夫で防水性にも優れている素材です。しかし、使用環境によってはPVCが縮み、反り返ることがございます。こちらのバッグの場合フラッブの両サイドがその状態です。

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PVCが縮み、縫い合わせてある内側の革とサイズが合わなくなることが原因で反り返りが起こります。残念ながら一度縮んでしまうと元には戻りません。


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そこで、縮んだPVCのサイズに合わせ内側の革をカットし縫い直します。


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カットした状態です。内側革の膨らみがなくなり自然な仕上りとなります。


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反り返り部分のみをカットすると歪みが生じますので、バランスを見て他の箇所もカットする場合があります。今回は錠前付近までカットいたしました。

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モノグラム地と内側革のサイズが合うことで反りが改善いたしました。この反りはダミエラインにも見受けられます。ヴィトンの反りでお困りでしたら、一度ご相談下さいませ。





 
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2018年04月28日
LVバッグのハンドル補修
バッグリペアのご紹介です。

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ご依頼品のルイヴィトンヴェルニのバッグです。ヴェルニはエナメル加工が施されたカーフスキンに、モノグラムを型押しした独特の光沢感のあるラインです。


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ハンドルの根元がステッチのところで切れてきています。


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反対側はより亀裂が広がっています。ハンドルの根元はご使用によりちぎれやすいため、ご相談頂くことが多い補修です。



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内側に革を当て補強いたします。革を当てることにより、多少厚みが出ます。


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このようにハンドル根元のちぎれは内側に革をあて補強する事で補修可能です。全体的に傷んでいる場合はハンドル全体の作り変えをお勧めさせて頂く場合もございます。








 
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2018年01月31日
ファスナー補修
バッグリペアのご紹介です。

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ご依頼品のバックパックです。


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ファスナーの真ん中あたりが破れています。ファスナーは全体を新しいものに交換することで補修可能です。


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既製品のファスナーへと交換致します。お色はできるだけ似たものをお探しし付けます。引手は可能な場合は再利用いたします。


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ファスナーの不具合はスライダー(動かす部分)の補修でお直しできる場合もございます。破損箇所により補修方法が異なりますので、お気軽にご相談下さい。






 
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2018年01月19日
ゴヤールサンルイ角破れ補修 〜革あて編〜

ゴヤールサンルイの角破れ補修をご紹介いたします。


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前回は「底上げ」をご紹介いたしましたが、今回は「革あて」での補修をご紹介いたします。こちらの補修はより「強度重視」でのお修理となります。


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前回と同様角が擦れ毛羽立っている状態です。




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こちらのサンルイは全体的に生地が薄く弱い状態の為補強する必要があります。また、破れが内側に貫通しています。底上げではまたすぐに破れる恐れが有る為、破れ箇所の上から革を当てて補強をする補修方法をご提案させていただきました。

 

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内側も革をあててしっかりと補強します。



 

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外側の様子です。革をあてますので見た目が変わりますが、以前よりも破れにくくなります。デザインのバランスを考慮し4角全ての革あてをお勧めしております。お客様のご希望と、ご依頼品の状態や構造により最善のお修理方法をご提案させていただきますので、ぜひご相談いただければと思います。

 


 


 
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