ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2007年11月27日
毛皮(ファー)付きニットの汗ジミ除去
今日は毛皮(ファー)付きニットの汗ジミ除去をご紹介します。

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画像はクリーニング前の商品です。
襟部分は毛皮で取り外しが出来ないように縫い付けてあります。
素材は綿とウール、レイヨン、ナイロンの混紡です。ウールはアンゴラとカシミアです。
良くみると脇の下が汗ジミで黄色く輪ジミになっています。

通常であればウエットクリーニングと漂白剤を使って漬け込み洗いで綺麗に除去出来るのですが、この商品は毛皮がついていますので水に漬け込むことは出来ません。

このような場合はドライクリーニング後、脇の下の部分漂白でシミを除去します。
ウール素材なので塩素系の漂白剤は厳禁です。色も白ではなく、生成り色でやや黄色がかっています。酸素系の漂白剤をシミ部分に付けてゆっくりと熱を掛けてシミを分解していきます。
シミが完全に除去できればあとは酢酸で中和して水で部分的に濯いで仕上がりです。
この時しっかりと中和・濯ぎをしないと後々、黄変してしまうので注意が必要です。

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画像はシミ抜き後、仕上がった商品です。
生地の色も落ちることなく、脇の下の汗ジミは綺麗に除去できました。

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このようにウール素材のものも漂白して綺麗にすることは出来ます。
ファーがついているものなどは特殊な技術が必要なので知識のある専門店に出されることをおすすめします。

また、このような商品をお持ちの方がいましたらご一報ください。
諦めていたものでも綺麗に甦らせます。

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