ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2008年08月29日
帆布製バッグの色移り補正
今日は帆布製バッグの色移り補正をご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。
帆布製のバッグで部分的に革が使用されています。

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お客様はご自分で洗われたそうで、革の部分から色が出てしまいました。画像はありませんが内側などかなり広範囲に色が出ています。

このように布と革のコンビのバッグはよくありますが、クリーニング的には難しい商品なのです。
このようなバッグは水に漬けるだけで色が出ますし、雨に濡れた程度でも色がにじむほど水には気をつけなければいけません。

また、このような状態になると殆どのクリーニング店はお断りします。
単に色移りした部分を染み抜きすれば良いように思いますが、それをやっている間にも革部分から色が出てしまって最後は泥沼に陥るケースが良くあります。
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今回は色移りした範囲が広いため水に漬け込み、薬剤を使用して色を除去しました。
その過程で革部分も変色しますので、仕上げは色補修して復元します。

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衣類でもそうですが、濃い色が薄い部分に移ってしまいますので、ご自宅で洗濯する時は色合いは慎重に見極めて洗ってください。

万が一、このような状態になったときは出来るだけ早く知識のあるクリーニング店にご相談することです。このようなケースは時間が経てば経つほど取れにくくなるものです。


20080614154504_1.JPGお客様の声です20080614154504.JPG
フクナガプレス 福永様 お世話になっております。本日、バッグを受け取りました。 非常にきれいな仕上がりで、感謝しています。ありがとうございました。

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2008年08月27日
シャネルミュールのクレンジング&爪先補正・かかと補正
今日はシャネルミュールのクレンジング&爪先補正とかかと補正をご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。
表面はヌバック素材です。ヌバックとは革の銀面を摩擦で起毛させてもので、革の裏面を起毛したスウェードやベロアとは違います。ただ、いずれも汚れやすいため、小まめなケアが必要な素材です。

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画像のように爪先が削れて汚れやキズが目立ちます。

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今回は全体をクレンジング後、下地処理を行い薄く色補正を施して修復しました。

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若干キズが残りましたが、全体の風合いや革が薄くなってしまいますのでこれ以上は触れません。
ヌバックやスウェードは汚れやすいため撥水加工が効果的です。今回も撥水加工を施し、汚れを付きにくくしました。

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かかとも擦り減っていたので、斜めになっていた部分を補正して専用のゴムを張りました。これでかかとの減りも軽減できますし、歩きやすくなります。新品の靴でもこのようにヒールやソールを張ることで靴の寿命を伸ばし、歩きやすくもしますのでお勧めです。

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2008年08月26日
シャネルブーツのクレンジング色補正・ヒールの交換
今日はシャネルブーツのクレンジング色補正・ヒール交換をご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。

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雨に濡れたのか白い革の部分が汚れて水ジミにもなっています。また、黒い革の色が白い部分ににじんでいました。

画像はありませんが、爪先もキズが目立ち、ソールのほうも穴が空いてしまっています。また、ヒールも削れているので今回は、ヒールブロックを交換してリフトアップしました。

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プラダのパンプスの時にも書かさせていただきましたが、白の色補正はしっかりと汚れを落とさないと色だけでは汚れを消せません。そのため、クリーニングで培った知識と経験を活かして汚れを落としていきます。

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しっかりと汚れを落としてからの着彩なので厚塗り感もなく風合いを損ねず補正します。

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ヒールの巻革も真っ白に補正します。ヒールブロックも新品と交換しました。もちろん巻き革がはがれたり、ヒールが折れたものも修復可能です。画像はありませんが、爪先の穴も塞いであります。

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このように靴の色補正はもちろん、ヒールの交換やソール、中敷きの張替えも可能です。クリーニングからリペアまで靴のことなら何でもご相談ください。

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2008年08月22日
クリーニング店に出したら浴衣が色移りして戻ってきた
今日は浴衣の色移り除去をご紹介します。

この季節、浴衣のお問い合わせが非常に多いです。
特に今回のような色移りした浴衣のご相談ですが、概ね弊社で除去可能です。

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画像はご依頼のあった商品です。

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全体にこのような色移りが見られます。

お客様は近所のクリーニング店に出したらこのような状態になったということですが、しっかりと色止めしないでクリーニングするとこのような状態になることが良くあります。

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浴衣の色移りを除去する場合は薬剤を使用して高温の熱湯に漬け込みます。
この際、色移りした部分だけ色を取らなければいけませんが、浴衣自身の色も出る可能性があるので薬剤の量や温度を調整して除去します。
また、せっかく色が取れても、その色が白い部分に移ってしまうと意味がありませんので、こちらも薬剤で防止します。

画像は処置前と仕上がった商品の画像です。(クリックで大きくなります)
20080822183141.JPG20080822182625.JPG











         BEFORE                 AFTER
20080822182512.JPG20080822182611.JPG











         BEFORE                 AFTER
20080822182526.JPG20080822182557.JPG










         BEFORE                 AFTER
このように浴衣は色移りしやすいものです。色が出にくい浴衣でも、色が出やすい浴衣と一緒に洗うとこのような状態になります。

そのため大切な浴衣のクリーニングは知識のあるクリーニング店をお選びいただくことをお勧めします。また、このような状態になっても修復可能です。ただ、時間が経つと取れにくくなるものなので、ご自宅や他店で洗われてこのような状態になった方はご一報ください。

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浴衣の関連記事はこちら

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2008年08月21日
プラダナイロントートバッグの染み抜き
今日はプラダナイロントートバッグの染み抜きをご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。

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プラダの定番商品ナイロントートバッグですが、持ち手の付け根にガムテープの跡のようなシミが付いていました。

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どうしてこのようなシミが付いたのかわかりませんが、持ち手の付け根4箇所共に同じようなシミが付いています。

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ガムテープのシミは接着剤などと同様で有機溶剤を吹き付けることで簡単に除去できます。ただ、今回はシミの場所に革が縫い付けられているので、薬剤を使用して革部分を避けるように染み抜きしました。革部分に安易に溶剤を吹き付けると革が硬くなったり、色が退色してしまいます。

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今回はオークションの落札商品でした。ネットオークションなどで良くあることですが、現物を見ていないので細かいキズやシミなどがわからない状態で落札します。そのため商品が届いて思ってもみなかった傷やシミがあることがあります。そんな時はご相談いただければ出来る限り対応させていただきます。

20080614154504_1.JPGお客様の声です20080614154504.JPG

フクナガプレス

福永哲夫 さま


本日、無事に届きました。

とてもキレイになっていて、ありがとうございました。

またお願いすることがあると思いますので

今後ともよろしくお願いします。


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2008年08月14日
プラダパンプスのキズ・色補正
今日はプラダのパンプス、キズ・色補正をご紹介します。

プラダ(PRADA)といえばナイロン素材のバッグや財布が有名ですが、このような靴はもちろん、革製のバッグなども人気のブランドです。また、ミュウミュウ(MIU MIU)の姉妹ブランドでもあります。

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画像はご依頼のあった商品です。

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白の革製パンプスですが、全体的に汚れで色がくすんでいます。

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爪先には深いキズも見えます。

今回は全体クレンジング後、爪先部分の下地処理を施し、色補正しました。

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このような白の色補正は色が薄いため色補正で汚れを隠すようなことは出来ません。
そのようなことをすると厚塗り感がでて、風合いがガラッと変わってしまいます。

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爪先は下地処理を施すことで表面が滑らかになり、色補正で新品同様にもどります。

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最後は撥水加工・クリーム保湿で仕上がりです。

このように白の色補正もしっかりとクレンジングで汚れを落として補正します。
もちろんエアブラシで着彩していませんので色がしっかりと革に浸透しています。

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2008年08月01日
襟や脇の下の黄ばみ除去(漂白加工)

8月に入り毎日暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私の工場も毎日40度近くまで気温が上昇しています。ある社員の作業場は50度近くまで気温が上昇していると聞き、そこだけスポットクーラーを導入しました。

今日は襟や脇の下の黄ばみ除去(漂白加工)をご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。
白のジャケットで素材は綿とウールの混紡です。

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襟周りが汗でかなり黄ばんでいます。

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脇の下も裏側には汗で黄ばんでいます。

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今回はかなり時間がたっていたらしく、ウエットだけでは黄ばみは取れませんでした。

そのため酸素系の漂白剤とアルカリを使用して部分漂白を施しました。素材がウールの混紡ということもあり、アルカリヤケを起こさないように少量ずつ使用して黄ばみを除去していきます。

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ウール素材だから還元漂白剤と思うかもしれませんが、還元漂白剤ではこのような汗ジミは殆ど取れません。アルカリと熱を使って除去するのが一番良い方法です。

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このようにウール素材の汗ジミも漂白可能です。汗ジミや黄ばみなども時間が経っていなければ比較的簡単に除去できます。

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こちらは同じくウール素材のニットの汗ジミです。

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同じような処置で汗ジミを除去します。

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