ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2008年10月25日
変色した革ジャンの色補正
今日は変色(退色)した革ジャンの色補正をご紹介します。

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画像はご依頼のあった革ジャンです。素材はバッファローレザーです。

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汚れたままの状態で保管状態も良くなかったため、袖や肩、背中の部分が変色して色が薄くなっています。

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汚れもひどいため、今回は全体クリーニング(ウエット)と色補正(リカラー)を施しました。
画像はウエットクリーニングで汚れを除去しているところです。革ジャンを入れたとたんに洗浄液が真っ黒になりました。専用の洗剤と加工剤を使用していますので縮みや色落ち、革の硬化などはありません。

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袖口など汚れのひどい箇所はブラッシングで汚れを除去します。

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ウエット後は自然乾燥で数日間、乾燥させます。乾燥後は色補正ですが、バッファローレザーは革自体の浸透性が強いためムラにならないようにエアーブラシを使用して補正します。

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内側の日焼けしていない部分の色を参考に全体的に若干色合いを濃くして仕上げました。

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仕上げには専用のクリームで保湿を施します。

このように革製品も衣類と一緒で、汚れや紫外線などによってカビはもちろん、退色や変色をおこします。
革製品は定期的なクリーニングや、クリームを塗るなどのケアを怠るとこのような状態になりますので皆さんも気をつけてください。

レザー製品関連記事はこちらです。

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2008年10月18日
麻ジャケットの染め替え
今日は麻素材のジャケットの染め替えをご紹介します。

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画像はご依頼のあった商品です。
素材は麻100%で、ポリエステルの糸でステッチがデザインされたジャケットです。

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今回のお客様はジャケットに染料のようなものがこぼれてシミになり、ご依頼いただきました。他のクリーニング店で取れなかったためご依頼いただいたのですが、残念ながら私にもこのシミは取ることが出来ませんでした。

そのため、お客様とお話させていただき、染め替えを提案させていただきました。

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染め替えの色合いは黒のみ対応させていただいております。
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今回はシミ自体がまったく取れなかったため、シミの茶色よりも濃い色での染め替えとなります。
黒への染め替えは一番無難かもしれませんね。

ステッチはポリエステルなので染まりません。ポリエステルも染めることはできますが、今回はお客様のご要望で染めませんでした。

染め替え後はソーピング(染めた染料がクリーニングや着用で落ちないようにする作業)を行ないますので、今後色落ちなどの心配もありません。

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このようにシミが取れなくても染め替え・染め直しという方法もあります。また、退色してしまった衣類なども部分的な色補正や色素復元で修復可能です。

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2008年10月13日
アビレックス(AVIREX)ムートンジャケットB-3の襟汚れ除去
今日はムートンジャケットB-3の襟汚れ除去をご紹介します。

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画像はご依頼のあったムートンジャケットです。
フライトジャケットで有名なアビレックス(AVIREX)のB-3です。説明の必要がないくらい有名な製品ですが、これは爆撃機搭乗員用に開発されたものでシープスキンを使ったモデルです。インナーはTシャツ一枚でも十分なくらい防寒性に優れています。

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そんなB-3で良くあるお問い合わせが襟汚れです。Tシャツの上から着用することが多いため、ムートンが直接肌に触れる襟部分は汚れやすくなっています。

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このような場合は水洗い(ウエットクリーニング)で除去していきます。通常のドライクリーニングやパウダークリーニングではここまでは綺麗になりません。水で洗うため、タバコやカビの臭いなども除去できます。もちろん縮みや革の硬化などもございませんのでご安心ください。

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仕上げには色素復元剤を使用して、着用によって退色した全体の色を戻します。今回は色素復元を使用しましたが、お客様のご要望であれば色補正を行なって、表面の塗り直しもできます。

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夜分遅く恐れ入ります。B−3を受け取りました。

予想を超える仕上がりに満足しております。

襟回り、袖口の汚れが綺麗に落ちているのに驚き、また、ムートンがフサフサになっていましたので、また、ビックリしました。

この度は、親切な対応、丁寧なクリーニングをして頂きまして有難うございます。

冬のシーズンが終わりましたら、スタジャン、ウールと革の混合のコートを依頼させて頂こうと思っております。

その節は、宜しくお願い致します。



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2008年10月01日
コーチバッグのジーンズ色移り除去。
今日はコーチバッグのジーンズ色移り除去をご紹介します。

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画像はご依頼のあったコーチショルダーバッグです。

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ショルダーバッグで良くご依頼があるケースですが、ジーンズの色がバッグに移っています。
ショルダーバッグの場合、肩から掛けた時にバッグの位置がちょうどジーンズの腰の辺りに擦れるためこのような状態になります。ジーンズに限らず、色が出やすい衣類を着用する際はこのようなケースが良くありますので注意してください。

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キャンバス地もそうですが、革部分にも色が移っていました。

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このような状態は革部分のほうが除去しやすく、反対にキャンバス地は意外と難しいケースが良くあります。

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今回は比較的早めの処置だったので、綺麗に除去できましたが、キャンバス地のバッグは時間が経つと取れにくくなります。

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色移りしやすい衣類を着用した場合は、このようなことがないように気をつけてください。
一度の使用だけでこのような状態になります。

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