ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2009年05月30日
脇の下の汗ジミ漂白(ご自宅でも活用できます)
今日は脇の下の汗染み漂白(復元加工)をご紹介します。ご自宅でも活用できますのでご参考にしてください。

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画像はご依頼いただいた商品です。今回のお客様はとにかく「真っ白にして!」とご依頼いただきました。素材は綿やウール、シルクと様々です。

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襟周りや脇の下はもちろん、全体的にも黄ばみがあり白いものがくすんでいます。

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こちらのニットも脇の下にはっきりと汗染みが見えます。

綿素材などであれば塩素系の漂白剤を使用することで簡単に黄ばみを除去できるのですが、塩素系を使用すると生地が損傷して破れや穴あきなどを起こすことがあります。そのため、酸素系の漂白剤を使用されることをお勧めいたします。酸素系の場合は色物でも使えますので、ご自宅でも安心して使用できます。

ただ、酸素系の漂白剤は黄ばみが酷いものはなかなか落ちません。そこでアルカリ性の粉洗剤を使用します。酸素系の漂白剤を適量入れたお湯に粉石鹸をキャップ一杯入れます。その他、重曹(弱アルカリ性)等も使えます。よくかき混ぜたら衣類を入れます。温度にもよりますが、60度のお湯であれば15分程度で漂白剤の効果がなくなります。温度は高ければ高いほど効果がありますが、効果が発揮される時間は短くなります。そのため、漂白剤を投入したらすぐに衣類を入れてください。時間がたってから投入しても効果はありません。もちろん、漂白後のすすぎは十分に行ってください。酢を使用して中和することもできます。

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画像はご依頼品を漂白しているところです。業務用の酸素系漂白剤にアルカリ剤を配合しています。ちなみに温度は80度、漬け込み時間は5分です。

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酸素系だからと安易にアルカリ洗剤を多用すると、塩素系のように色落ちしますので気をつけてください。

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また、温度も上げすぎることで色泣きや素材の損傷につながります。

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このように、酸素系漂白はアルカリ剤と温度、時間を調整することで幅広い衣類や汚れ具合に対応できます。グレーのシャツも漂白(復元)加工したものです。皆さんも一度、ご自宅で試してみてはいかがですか?詳しく知りたい方がいましたらお気軽にお問い合わせください。その他にもお洗濯や衣類のご相談も受け付けています。私が対応させていただきます。

お申し込み・問い合わせはこちら

Hanakoya
TEL076-227-8758
e-mail:
info@hanakoya.com
〒921-8802
石川県野々市町押野1丁目353

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2009年05月17日
スタッフ紹介

弊社のリペアスタッフをご紹介します。

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Hanakoyaのリペアマイスター米倉留美です。2007年より北陸初となるバッグのメンテナンスに取り組み、現在では全国から多くのメンテナンス依頼を受けています。

ボックスカーフやトリヨンクレマンスなどの一般的な素材はもちろん、クロコ、リザード、オーストリッチなどの高級素材まで、素材の風合いやブランドの雰囲気を意識し、状態によっては多少の傷や汚れをあえて残すメンテを心掛けています。特にエルメスやシャネルなどの高級素材を専門とする。


現在は、メンテナンスの傍ら県内外の技術者に指導を行い、メンテナンス技術の普及にも力を入れている。

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「母親から受け継いだ大切なバッグにカビが・・・・」、「主人からのプレゼントの財布にキズが・・・」等々、今後も様々なご要望のお力になれればと思います。私たちがケアさせていただきます。


 
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2009年05月16日
オーストリッチ財布のクレンジング・色補正。
今日はオーストリッチ財布のクレンジング・色補正をご紹介します。

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画像はご依頼いただいた財布です。素材は高級素材のオーストリッチ(ダチョウ)で、羽を抜いた跡の丸い突起した部分(クィルマーク)が特徴です。このクィルマークは革の中でも40%ほどしか取れないもので斑点が多いものほど高級品扱いされます。

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よく見ると部分的に汚れや擦れによる傷や退色があります。また、ふたで隠れる部分と隠れない部分の色合いが変わっています。

今回は全体クレンジング・染み抜き・色補正・撥水加工・クリーム保湿を施しました。

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オーストリッチは丸い突起した部分が若干色合いが濃くなっているものが多いです。色補正することで突起した部分が同じ色になると風合いが変わってしまいます。部分的に色合いを変えるか、その部分だけ色を入れないように補正しなければいけません。

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このようにオーストリッチの製品もケア可能です。クィルマーク(突起した部分)も本来の風合いを意識してケアさせていただきます。


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2009年05月01日
ブーツクリーニングとつま先の傷補正
今日はブーツのクリーニングと爪先の傷補正をご紹介します。

最近は冬物の婦人靴やブーツのご依頼が非常に多くなっております。クレンジングのみのご依頼も多いのですが、ほとんどのご依頼は傷や色剥げなど色補正が必要となるものです。

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画像はご依頼いただいたブーツですが、爪先にキズがあります。

弊社のブーツクリーニングはすべて水洗いを施しますので、汚れはもちろん嫌な臭いも消臭剤の効果でほぼなくなります。

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ブーツの爪先の傷や色剥げは単に上から色を塗って隠すのではなく、革の表面を滑らかにしてからの補正となります。そのため、補正後は傷の跡もなくなり周りの色と違和感なく修復できます。ただ、深い傷は若干跡が残ってしまいます。

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このようにステッチのあるブーツも問題なく修復可能です。

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仕上げには撥水加工とクリームにて保湿を施します。

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革のブーツにキズが付いても簡単に治りますのでご安心ください。

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クリームと磨きを施しますので仕上がりは艶も蘇ります。料金は色補正付きで6825円です。

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