ファッションメンテナンス工房 Hanakoyaブログ
2009年09月17日
シャネルムートンブーツのクリーニング(染色補正)
今日はシャネルムートンブーツのクリーニング(染色補正)をご紹介します。

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画像はご依頼いただいたブーツです。シャネルのムートンブーツですが、お客様は色落ちしてしまって履けないので、色を濃くしてほしいとご依頼いただきました。

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画像ではそんなに気にならないように見えますが、全体的に色ムラが出て退色が激しい個所はかなり白っぽくなっています。

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退色がひどくなければ色素復元加工でもある程度色は戻りますが、今回は退色が酷いため染色補正を施さないと綺麗に修復できません。

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このようなムートンの表皮加工のものは顔料で染色すると革が硬くなりますので、この場合は染料を使用して染色していきます。

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染料を使用することで革の硬化を最小限に抑えますので、違和感なく仕上がります。

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ムートンブーツは保温性もあり冬の季節には欠かせないアイテムですが、濃色のものなどは今回のように色落ちしやすいものです。日頃から防水スプレーなどを噴霧しておくと雨や雪など水気を弾いてくれますので退色予防になるかと思います。

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お客様の声です20080614154504.JPG

フクナガプレスさま

 

こんにちは。

お品物届きました。とてもきれいに仕上げて頂きまして

ありがとうございます。

またお願いするとおもいますのでどうぞよろしくお願いもうしあげます。




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Hanakoya
TEL076-227-8758
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info@hanakoya.com
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2009年09月12日
接着剤が染み出たバッグクリーニング。
今日は接着剤が染み出たバッグクリーニングをご紹介します。

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画像はご依頼いただいたバッグです。普通の革素材を使用したショルダーバッグですが、ファスナーの周りに黒いシミがついています。

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お客様は何か付いたわけでもなく、自然と出てきたシミだとご依頼いただいたのですが、このシミは実は中の接着剤が表面に浮き出てきたシミです。

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一般的にバッグなどを縫製するときは接着剤や両面テープなどで仮止めしてから縫い込みます。その際の接着剤が後々このように表面に浮き出てくるのです。画像はシミ抜きした後の状態ですが、シミ抜きしたことで革の色も落ちています。

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染み抜き後は部分的に色補正を施して修復していきます。仕上がりに違和感が出ないようにできる限り同じ色合いにして補正します。

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このようなシミはバッグや財布、革製品には良くあるケースです。ただ、時間が経過することで接着剤が硬くなってしまい、染み抜きも大変になります。そのため、このような症状のものがあれば早い段階でケアされることをお勧めいたします。時間が経つと場合によっては修復不能となるケースがあります。

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2009年09月04日
ライダースレザージャケットのカビ取りクリーニング(ウエットクリーニング)。

今日はライダースレザージャケットのカビ取りクリーニング(ウエットクリーニング)をご紹介します。

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画像はご依頼いただいたライダースレザージャケットです。画像を見る限りでは綺麗な状態に見えますが、内側にはカビが繁殖しカビ臭もかなりひどいです。

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このようなカビが内側全体に繁殖していました。

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この場合、通常のドライクリーニングやパウダークリーニングではカビは完全に取り除けませんのでウエットクリーニング(水洗い)にてカビを根こそぎ洗い流します。画像は革用の洗浄液に漬け込んでいるところですが、カビや目に見えない今まで蓄積した汚れが洗浄液によって洗い流され、透明の洗浄液が真っ黒になっています。

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汚れがひどかったため、じっくりと漬けこんで汚れを落としました。数回濯ぎを行って排液が綺麗になったところで革に必要な栄養分と脂分を補給します。

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革製品は水に漬けることで硬くなってしまいがちですが、栄養分を補給することで革本来の質感が蘇り、革も柔らかくなります。

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洗浄ではカビの消臭剤も配合していますので、臭いもなくなります。

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防カビ加工も施していますので今後はカビの心配もありません。そろそろ冬物を準備する季節となりました。このような状態のものは早めのケアをお勧めいたします。


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2009年09月02日
プラダキャンバストートバッグの黒カビクリーニング(防カビ加工)
今日はプラダキャンバストートバッグの黒カビクリーニングをご紹介します。

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画像はご依頼いただいたバッグです。プラダのキャンバス地と革のコンビです。

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湿気などによって発生したと思われる黒カビが全体に繁殖しています。

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底部分もかなりひどい状態です。このような状態は全体を薬剤に漬けこんで除去していきますが、キャンバス地や革が薬剤によって変色や縮みを起こしますので、ゆっくりと時間をかけて除去していきます。

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黄色いシミはバッグによくあるケースですが、こちらは縫製時に使用した接着剤がにじみ出てきたものです。

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接着剤が表面に出てきたシミに関しては比較的簡単に除去できます。

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薬剤に漬け込んだことによってカビは除去できますが、革から色が出てきますのでこちらは完全に乾いた後に除去していきます。

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バッグなどの革製品はこのようにカビが発生しやすいものです。大切に保管していてもカビが生えてしまうことがよくあります。そのためこの商品には防カビ加工を施しました。

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弊社では革製品にも使用できるカビ防止剤「MB-1」を販売しています。一度噴霧するだけでカビが生えなくなるすげれものですので興味のある方はお問い合わせください。近いうちに製品をご紹介いたします。

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